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2009.09.22

TPO TPO1-25th Anniversary Edition

世の中にCDが出始めた頃、私はまだレコード派であった。CDのドギツイ音よりもレコードの耳当たりのよい音が好きだったからだ。そんな私がどうしてもCDで聞きたい!と思って最初に買ったCDがTPOのTPO1というアルバムだ。CD黎明期、まだ\3800で販売されていた1983年の作品。TPOは、安西史孝、岩崎工、天野正道、福永柏の4人からなる集団で、日本で初めてフェアライトCMIという当時1200万円もするサンプラ・シンセサイザーを本格的に導入した人たちである。その頃シンセサイザーを使ったミュージシャンといえば、富田勲やYMOがあまりにも有名であったが、私はTPOがそれらに匹敵するくらいの存在だと思っていた。一般にはほとんど知られていないが、TPOの存在を知る人はみなその音楽性を高く評価しており、すでに廃盤となった83年のCDがオークションに出されて7万円の値をつけたという話がそれを裏付ける。そしてこの作品が25周年記念として2月に再登場した。しかも追加音源付きで。じつは私は最近まで知らなくて、たまたまネットで見つけてビックリ仰天して一瞬のうちに購入ボタンを押した。TPOについてはそれまで結成の理由とかが謎に包まれていたのだが、このアニバーサリーエディションには本人たちによる当時についての解説の冊子が付いておりそこで明らかにされている。この内容がとにかくもの凄く衝撃的で、SONYがCD普及の戦略として華々しくデビューさせようとしたがうまくいかなかったことや、CDの特性のために曲を書き直さなければならない苦悩(安西氏はヤケクソと表現しているが)など、がたくさん書かれていて、かなりインパクトのある内容だ。代表作DAWNINGがあんな経緯で作られていたとは思ってもみなかった。80年代の電子音楽に興味あるかたはぜひこのCDを聴いて、そして記事を読んでみて欲しい。ちなみにTPOは遡ること85年の’つくば科学万博’でテーマ曲やパビリオンのBGMなどを提供していたが、今回のアニバーサリーエディションの売り上げがよければ、その万博関係の曲を集めたアルバムも出すらしいので、ぜひみなさんご協力してほしい。

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コメント

電子音楽のバイブル、田中雄二氏の「電子音楽in JAPAN 」を読み返してたら、
TPOの結成のこととか少し書いてありました。
私すっかり忘れていましたね(^ ^;
でも電子音楽in JAPANに書かれていないことも
今回の冊子には書かれていますので一見の価値ありです。

以下のサイトに関連記事が載ってます。1983年当時のネタもあり。

http://wiredvision.jp/blog/takamori/200902/200902131520.html

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